宇高航路最後の日
宇高航路とは、岡山県の宇野港(玉野市)と香川県の高松港を結ぶ航路のことである。
かつて瀬戸大橋がなかったときは、本州と四国を結ぶ最短航路として、いくつもの船会社が24時間ひっきりなしに運行し物流の大動脈を担っていました。しかし瀬戸大橋の開通と同時にJR(国鉄)の宇高連絡船が撤退。その後本州と四国が3橋時代となり、通行料がどんどん値下げされるとともに航路の利用者が減少。2012年には残っていた2社のうち1社が撤退し現四国フェリー1社のみが運航を続けてきました。そしてついにその四国フェリーも本日2019年12月15日をもって運航を休止すると発表。運航最後の日を迎えることとなりました。
この最後の日に現地宇野あるいは高松に行くことも考えていましたが、特別なセレモニーもなく淡々と最終運航になるということで、ちょっとこのところお疲れ気味の老体にムチ打つことはしないことにしました。
そのかわりに、先週高松に行った時の運航の様子をのせておきます。平日でしたので乗船者・車も割合少なかったです。自分は乗るだけの時間的余裕がなかったので見送る立場でした。
※各写真は2019/12/6に撮影したものです。
また専門家ではないため、文章には厳密には正しくない記述があるかもしれません。ご容赦ください。