晴れの国 blog

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新元号『令和』ゆかりの坂本八幡宮に行ってみた(その3) -坂本八幡宮-

大宰府政庁跡】

せっかくですので政庁跡も見ていきましょう。見るといっても特に何もないのですがサッカーグランドが2つ3つとれそうな広大な敷地に、柱の後であろう礎石や敷石が復元?されています。はるか奈良時代がしのばれます。

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大宰府政庁跡

でも史跡のはずなのに学校の運動部とおぼしき人がトレーニングしていたり、親子づれが散策していたり、ちょっといいのかなと思うような感じです。

 

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大宰府政庁跡碑

【坂本八幡宮】

いよいよ坂本八幡宮です。大宰府政庁跡の北西すぐのところにあります。

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本八幡宮全景

ごくこじんまりとした神社です。一躍有名になって近所の人でしょうか境内でパンフレットを配ったりお札を販売手伝いしたりしています。一方で令和が入った額を無料で貸してくれ一緒に写真を撮らせてくれたりしていました。

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本八幡宮境内

報道されている通り、今はやりの御朱印などはありません。(※)またそのほか観光的なものの販売は一切されていません。これは先ほどの「大宰府展示館」も同様です。
今ならそのようなものを作って売ればいくらでも売れるだろうと思いますが、一方でそうなってほしくないとも思います。自分も観光客でありながら言うのも何ですが。

この小さな神社に先の土日は何千人か訪問したというのですから大変な混雑だったろうと思われます。参道といっても僅か10mほどの石敷きから写真を撮らないでくださいとの注意書きが貼ってありました。

遠く万葉のころに思いをはせながら付近の東屋で休憩し、まったりと時を過ごします。
季節は春、梅ではなく桜ですが、見ごろは過ぎていましたがまだ残っておりこの日は暑くもなく寒くもなくまさに花見日和でもありました。

 

(※)報道によりますと、元号が令和になってから御朱印を始めるとのことです。  ただ宮司が常駐していないので不在の時は印刷物で対応するとか。いずれにしても当面は希望者が殺到することが予想されます。一部の神社で報じられているような御朱印をめぐるトラブルが起きないことを祈るばかりです。(2019(平成31)/4/24追記)

 

その4へ続く

新元号『令和』ゆかりの坂本八幡宮に行ってみた(その2) -最寄駅からの行き方-

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都府楼前駅


西鉄都府楼前駅

首尾よく西鉄に乗り換えたら都府楼前駅で下車します。非常に小さい駅で特急、急行は止まりませんので注意が必要です。
またJRに都府楼南という駅があります。駅名が似ているのでこちらでおりてもいい気がしますが、都府楼前と1kmほど目的の坂本八幡宮の逆側に離れているので素直にどこかで西鉄に乗り換えた方がいいと思います。

都府楼前駅から坂本八幡宮まで】

徒歩で15分くらいです。

駅を降りたら国道を渡り大宰府政庁跡を目指します。途中道標が立っているので間違えることはないと思います。ただし現時点で坂本八幡宮への道標は出てないのであくまで大宰府政庁跡を目指して歩きます。

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赤い欄干の橋を渡る

小さな水路の赤い橋を渡ったら右折します。すぐに比較的大きな交差点に出ます。信号はありますが横断歩道がありません。

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道標



素直に歩道橋を渡ります。歩道橋を降りると趣のある小学校の門があります。そのまま東に進みます。すぐにこんどは中学校の門があります。そこから道沿いに10分ほど公園のようなところを抜けていくと大宰府政庁跡に到着します。

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小学校

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中学校

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道沿いの公園

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大宰府政庁跡入り口


今回坂本八幡宮が注目されたことで付近に元々あった駐車場以外に臨時駐車場なども設けられており、平日にもかかわらず交通整備の警備員が出ていました。
大宰府政庁跡に着いたら西側の細い道を北に登っていくと5分くらいで坂本八幡宮に到着しますが、その前に政庁跡の東隣にある「大宰府展示館」(入場無料)に立ち寄ることをお勧めします。ここは大宰府の歴史やら発掘の成果などを解説展示しているのですが、今は何といっても「令和」のもとになった「梅花の宴」を再現したジオラマが有名です。テレビにも出てきたアレです。坂本八幡宮を含む付近の地図などもあります。

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梅花の宴ジオラマ大宰府展示館内)

大宰府展示館」からは大宰府政庁跡を横切っていくような形で坂本八幡宮に行くことができます。

 

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付近地図

 その3へ続く

新元号『令和』ゆかりの坂本八幡宮に行ってみた(その1)-前置き~行き方概要-

【前書き】

自分は九州の人間ではない。住んだこともなければ旅行等で訪れたことも数えるほど。したがって地元の人間にとっては知っていることばかり、あるいは間違っている情報もあるかもしれない。そういう方はすっと読み飛ばしていただくか、また重大な間違いならばコメント等でご指摘いただければ幸いである。

 

【計画】

普段聖地巡礼とか流行の場所とかには特に興味は覚えないのだが、ちょうど旅行先を探していた時に思い当たったので行ってみることにした。

地図や他のブログを参考に行き方を検討。現地は福岡県太宰府市、有名な太宰府天満宮の近くであることを知る。距離があるので日帰りは無理、近くの大都市博多に宿をとり出かけてみることにする。今回は故あって電車での訪問である。

週末は混みあうことが予想されるので平日に日程を入れた。

 

【行き方】

一応、後から行く人の参考になるように電車での行き方を記しておく。近くの人は車で行くことが多いだろうが、私のような土地勘がなく公共交通関係の様子もさっぱりわからない人向けの行き方だ。

 

本八幡宮への行き方(鉄道利用)
鉄道の最寄り駅は西鉄「都府楼前(とふろうまえ)」という駅である。本州方面からの場合、まずJRで博多駅を目指す。そこから西鉄に乗り換える必要がある。しかしこれが思いのほか面倒である。都府楼前駅西鉄大牟田線にありその起点は西鉄福岡駅で博多の天神という繁華街にある。しかしJRの博多駅とは2kmほど離れている。

 

JRから西鉄への乗り換えについて
(その1)
JR博多駅から福岡地下鉄空港線に乗り換え、天神まで3駅乘って西鉄に乗り換える方法
⇒歩く距離は少ないが乗換が多くなる、またJR博多と地下鉄、地下鉄天神と西鉄福岡は直結しておらず歩いて5分ほどかかる

(その2)
JR博多駅からそのまま鹿児島本線普通電車に乘り、4駅目の春日または5駅目の大野城駅まで行く。そこからほぼ平行して走っている西鉄春日原駅または白木原駅まで徒歩で移動し乗り換える方法

⇒平行して走っているとはいえすぐ隣でもないので駅間移動に徒歩10分ほど必要

(その3)
JR博多駅から西鉄福岡駅まで徒歩で移動する方法
⇒どうせ徒歩移動が必要なら、乗換の待ち時間もかかるしいっそ歩いてしまえという事である。2kmほど離れているので徒歩30分ほどかかる。普通は歩かない距離だが、博多一の繁華街を通るので街角風景やウインドウショッピングなどしながら歩けば意外な発見などもあり、そう苦痛にはならないと思う。ただし初めてだと道を間違える可能性もある。

(その他)
移動にタクシーやバスを使うことはもちろん可能だが゙前者は財布に余裕のある人、後者はある程度土地勘のある人でないと使いにくいでしょう。

 

(余談)

個人的感想ですが、西鉄大牟田線とJR鹿児島本線とは大牟田駅まで途中で交差したりしながら微妙な距離で平行に近い形で走っています。しかし相互の乗り換えは大牟田付近で線路が重なるまではとてもしにくいようです。ニーズの問題もあるでしょうが仲が悪いのかなと思ってしまいました。

 

その2へ続く